こんにちは。
クルマだけに限ったことではありませんが、生活していると様々な「臭い」が存在します。
友達の家の臭い、田舎のばあちゃん家の臭い、恋人の部屋、車の中、それぞれ異なる臭いがするでしょう。
良い香りならいいですが、気に入らない臭い(いわゆる臭い)だとホームセンターやスーパー、カー用品店などで臭いを解消するアイテムを購入する人は多いです。
そこで疑問に思うことが「消臭剤」「脱臭剤」「防臭剤」の違いです。この呼び方は適当に呼ばれているわけではなく、しっかりとした根拠があって呼び方が決まっています。それぞれ臭いに対するアプローチの方法が異なりますので簡単に説明していきます。
■消臭とは
消臭とは、臭いを発生している分子を化学の力で分解して臭いを消し無臭化することです。キーワードは「化学の力」という部分です。化学的に臭いを消すことが「消臭」と呼びます。銀消臭や、緑茶消臭、光触媒などが代表されるグッズで最も即効性に優れています。Dr.DEOのようなスプレータイプは臭いの場所に直接スプレーできるので簡単に臭いを消すことができます。しかも、効果は抜群で、最も臭いがキツイと言われているトイレの「ツン」とする尿素臭でもばっちり消臭できます。
■脱臭とは
脱臭とは臭いの発生している分子を物理的にキャッチして分解し、無臭化することです。キーワードは「物理的に」という部分です。物理的に臭いを消すことが「脱臭」と呼びます。竹炭や備長炭などの炭消臭のようなタイプが脱臭剤です。炭には目には見えない分子レベルに細かい穴が無数にあいています。この穴で臭いの元となる分子をキャッチして臭いを消してすれます。シートの下においておくだけの脱臭炭はスプレータイプほど即効性はありませんが、長期間車内を強力脱臭してくれる効果が高いです。
■防臭とは
最近は「消臭」や「脱臭」がメインになっていますのであまり聞くことは少なくなりましたが、脱臭とは強い香りで嫌な臭いを分からなくするようなタイプを防臭と呼びます。臭いにおいよりも強い臭いを発することで鼻をごまかしてしまうタイプ。昔の臭い解消グッズは防臭タイプが多かったですが、最近ではかなり少なくなっています。
■消臭、脱臭は「掃除」が基本
臭い解消グッズを使用すれば簡単に臭いは消えますが、車内の臭いを解消する基本は「掃除」です。車内の泥汚れや食べこぼしを掃除したり、カーペットやマットを洗ったり、天気の良い日に干すだけでも臭いは緩和します。
特に夏場の暑い時期は雑菌やカビ菌が活発に動くようになりますので臭いが発生しやすいと言われています。逆に、消臭剤や脱臭剤を使用しても臭いが消えない場合はエアコンのクリーニングを行えば改善できることが多いですよ。
やはり良い臭いを継続するためには普段から消臭対策を習慣にしておくことが大切だと思います。
しかも、やっかいなことに毎日使用している本人は鼻が臭いに慣れてしまって「くさい」ということになかなか気づきません。たまに乗せた恋人や親友に「くさい」と言われないように気を付けましょう。
「清潔感は大切です」
では今日もサウナ入ってビール飲んできます。
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